ブリッジ
|
入れ歯・義歯
|
インプラント
|
歯が一本抜けた場合
抜けた箇所にインプラントを埋め込むスタンダードな治療です。ブリッジや部分入れ歯と異なり隣り合う健康な歯を支えにしないので、残っている歯を最大限守ることができます。 |
歯が数本抜けた場合
数本横並びで抜けた場合もインプラント治療は可能です。この際、抜けた本数分のインプラントを埋め込む場合と、抜けた本数より少ない本数のインプラントで済むケースもあります。 こちらも残った歯を支えるにする必要が無いので、残っている歯を最大限守ることができます。 |
歯を全て失ってしまった場合
総入れ歯をインプラントで固定する方法で対応します。インプラントを埋め込む本数は2~4本程度ですが、しっかり入れ歯を固定しますので、通常の総入れ歯に比べご自身の歯のように嚙むことができます。 |
STEP1:診察と治療計画
インプラント治療をするにはまずは現在の状態の診査が必要です。
診査には視診、レントゲン診査、CTによる診査、模型による診査があります。
STEP2:初期治療
診査の後、歯周病や虫歯のある方は、トータルでその治療をしなくてはなりません。
この時点で保存できない歯は抜歯いたします。
(ケースによっては後で抜歯する場合もあります)
STEP3:埋入手術(1次手術)
患者様に合った穴の位置・角度・深さをCTの検査結果から割り出し、慎重に埋め込みます。
局所麻酔で行い所要時間は1時間~2時間程度です。
STEP4:2次手術
埋入手術(1次手術)から1週間~10日後、歯肉の下に隠れているインプラントを2次手術で歯ぐきの上にインプラントの頭が出るようにします。
この手術は1次手術よりも時間はかかりませんし、切開する範囲も狭いです。
ここでインプラントにヒーリングアバットメントと
呼ばれる歯肉を貫通する長さのネジをとりつけます。
STEP5:歯型採集
埋入手術(1次手術)より約6~8週間後、顎の骨とインプラント体の結合を待って歯型を取ります。
ここで採取した精密な印象をもとにインプラントに被せる人工の歯を作製します。
STEP6:上部構造装着
アバットメントという支台をインプラントに装着し、STEP5で採取した歯型から作製した人工の歯をさらに装着します。
STEP7:メンテナンス
終了後もインプラント周囲の炎症をおこさないよう、定期的なメンテナンスを続けていきます。
骨造成といった技術で、インプラント治療が可能になります。
当院では、骨造成にも対応しておりますので、骨の量の関係で、インプラントを断念されていた方は、是非、そのき歯科クリニックへご来院下さい。
下記に、各骨造成に関する項目を掲載しておりますので、是非ご覧下さい。例えば、インプラントを埋め込む際に、表側の骨の量が足りない場合、メンブレンと呼ばれる特殊な膜で、骨を作りたい場所を覆います。骨をつくる場所には、人工の骨補填剤を入れておきます。そこに、骨芽細胞は集まり、骨ができます。
基本的にはメンブレンと呼ばれる特殊な膜の設置が完了したら、歯肉を元に戻して骨の再生を待ちます。この期問、術部に必要以上の刺激を与えないようにします。個人差や症例によって異なリますが、数ヶ月で骨が再生されます。骨が再生され、インプラントが生着すると、人工の歯(上部構造)を製作して装着します。必要な骨が再生されることで歯肉の形態も美しくなリます。
しかし、上顎骨の上に存在する空洞(上顎洞)に骨造成を行いインプラント治療を可能にする方法があります。ここでは、そのサイナスリフト法について解説致します。
サイナスリフト法とは、上顎洞を挙げるという意味があります。
サイナスリフト法は、上顎にインプラント(人工歯根)を挿入するスペースを確保するため、骨が薄い部分の上顎洞に自家骨や骨補填剤を置き、そこに骨を作り、顎の骨量を増す治療法です。
上顎の歯のすぐ上には上顎洞と呼ばれる空洞があり、その上顎洞までの骨が薄く上顎にインプラント(人工歯根)を埋入できない場合に行います。
サイナスリフト法には移植骨の生着を待って二次的にインプラント埋入を行う方法と骨移植と同時にフィクスチャーを埋入する方法とがあります。骨移植と同時にインプラントを埋入する方法は上部構造装着までの期間が短縮され、手術回数が減って患者の負担が少ないという利点はありますが、インプラントの成功率は劣り、適切な方向へインプラントを埋入オペが難しくなります。
上記のことからサイナスリフトは「外科的侵襲が大きい。」・「治療期間が長い」ことが短所に挙げられますが、増骨が終了した後、インプラントを埋入する方法は高い成功率を得ることができます。
上顎洞側壁骨の相当部の歯肉を切開し、骨窓を開け、骨窓を下から内側に押し上げて上顎洞底部の粘膜を拳上します。次に拳上して出来たスペースに移植材を入れます。移植材を入れた後、外側を粘膜で被い歯肉を縫合して最低6ヵ月間放置し、造骨を待ちます。
まず、上顎の骨にドリルを使って、孔を開けます。このドリルの先には上顎洞がありますが、貫通する直前でドリルをストップさせます。そこからハンマーで、徐々に衝撃を加えながら、上顎洞粘膜に覆われている上顎洞を押し上げていきます。
ソケットリフト法は、インプラント埋入するための穴から骨造成を行うため、サイナスリフト法に比べて外科的侵襲がはるかに少ないのが特徴です。
インプラントを埴立する位置に、まずドリルを使用し骨を約1mm残し、専用の器具(オステオトーム)で槌打し、骨を抜きます。